2x4工法(ツーバイフォー)の特徴
木のもっている生命力が、優れた居住性をつくります。
2x4工法(ツーバイフォー工法)は木造です。それでは「木」という素材は、他の構造材と比べてどのような違いがあるのでしょうか。鉄骨やコンクリートなども、それぞれに特徴がありますが、木造住宅は人にやすらぎや落ち着きを感じさせるなど、やさしい住み心地が最大の特徴。その理由は木が本来もっている驚異的な生命力にあります。一般に鉄やプラスチックは、時間の経過とともに劣化し、強度も弱まってますが、木は伐られてから200~300年間は強度や剛性がじわじわと上昇し、約1000年後に新材と同程度になるといわれています。それは例えば、100年もののバイオリンの冴えた音色などが、身をもって証明しています。このほか、木は、木材になっても呼吸する素材です。この自然のエアコンともいえる独自の調湿機能により、住まいを守り続けます。
人間の心と体に及ぼすリラックス効果もあります。
木の家は、天然木材のもつ人間にやさしい質感が第一の特徴。天然木は、住む人に温もりとやすらぎを与えますが、最近では、この効果も科学的に証明されてきています。例えば、木はフィットンチッドと呼ばれる抗菌効果のある物質をもっています。折箱や薄板で食べ物を包んだり、森林浴の効果もこのため。さらに、コンクリート床や合成材質の床に比べると、木の床は精神的、肉体的な疲労感が少ないことがわかっています。疲労の原因は、床材からくる足の冷え。この冷えが自律神経を介して目の疲れにまで影響を与えます。また光の反射の度合いも疲労に関係。木材には有害な紫外線を吸収する性質があり、目に対する無駄な刺激をやわらげているか。ちなみに人間の目に快適な反射率は50%~60%で、木材などはちょうど同程度。この包容力こそが、木の家の魅力だといえるでしょう。
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