11月後半はずっと天気が優れませんでしたが、最後の日曜日は、快晴となりました。
とはいっても、新潟平野の向こうに見える山々はそろそろ、白い化粧をし始めています。
もう、二王子岳や粟が岳は、私の手には負えないでしょう。
そこで、まだ、登った事の無い、柏崎米山にチャレンジしてみる事にしました。
7時前に自宅を出発、高速を西へ向かい、米山ICで下り、大平という登山口へ向かいます。
林道を行ける所まで登り、支度を整えたのが8時45分
登山道は、良く整備された階段ですが、結構急な登りで、思った以上にキツイ山です。
二の字という看板の立つ広場まで登ってくると、頂上の山小屋が見えて来ました。
711m峰という、見晴らしの良いピークで休んでいると、頂上から下りてきたおじさんが、
「今日は、360度、見晴らしがいいですよ!」と、声を掛けてくれました。
800m位まで登ってくると、あたりはすっかり雪景色、ブナの大木の気持ちの良い林です。
あえぎながら、尚も登っていると、大きな岩に、真っ赤なペンキで ガンバレ の文字。
これって・・・、 いいんだか、悪いんだか???
頂上はもうすぐです。
そして、10時25分、頂上着。
積雪は、30~40㎝というところです。
頂上からの景色は息を飲む素晴らしさでした。 佐渡が島から、弥彦、柏崎市方面
柏崎市の遥か向こうに新潟平野、そして、飯豊連峰、そして、粟が岳、守門岳。
振り返ると、山頂の山小屋
山小屋の向こうは、妙高の山々、そして上越市です。
山小屋の中は、広くて清潔な、ログハウスの様な空間で、板の間の座敷に上がって、軽食を取りながら休んでいると、
流石に外は寒いので次から次に登山者が入って来て、ごった返すほどでした。おそらく、40~50人はいたでしょう。
丁度、1時間休憩して、11時25分、下山開始。
急な階段の下りは、やはり徐々に筋力不足の足にひびいて来て、12時30分、車にたどり着く頃には、
ヒザが笑って、限界寸前でした。
また、1週間、ヨチヨチ歩きの生活です。
でも、来て良かった! 思った以上に、素晴らしい山でした。