6月3日 粟ケ岳トレッキング

徳永です。

新潟市街から新潟平野を取り巻く山々を見渡した時、南の方角に、

ひときわ鋭角的に、さっそうとそびえる山が粟ケ岳1292.7mです。

6月3日、梅雨入りする前に登っておきたいと、早起きして登ってきました。

加茂市街を通り過ぎ、信濃川の支流、加茂川をさかのぼって、美人の湯を通り過ぎるあたりまで来ると、

粟ケ岳が、まるでこちらを威嚇する様に、圧倒的な迫力で迫ってきて、

はたしてあんな所に登れるんだろうかと、不安になってくるようです。

 

登山口である、水源地に到着し、ダム湖脇の1合目の看板を通過したのが、丁度7時でした。

 

 

粟ケ岳は急勾配の登山道が、これでもか、これでもかと続く、とてもキツイ山です。

 

それでも、要所要所にある、休憩ベンチに腰をおろし、次第に開けてゆく眺めを楽しんでいると、

次のピークにはもっと素晴らしい景色が待っているから、頑張ろうという気にもなってきます。

 

 

 

 

数々のハシゴや、岩場に掛かったクサリを乗り越え、7合目にある避難小屋までやっとの思いで辿り着くと、

標高は1000mを超え、ずい分と高い山に登ってきた感じがしてきます。

 

 

そして、9合目からは、めったに人の入る事の出来ない、川内山塊の景色が眼前に開け、まるで別世界、

苦労して登ってきた人にしか見る事の出来ない、素晴らしい景色です。

 

 

そして10時15分頂上に到着。 ゆっくりと景色を楽しみます。

 

 

川内山塊の景色

 

 

新潟平野方面

 

 

そして、昨年秋に登った、守門岳

 

 

 

11時まで、山頂でゆっくりしてから、下山開始。

ところが、山頂では、少々霞んではいるものの、まずまずの天気だったのに、

6合目位まで降りてきたら、急に真っ黒な雲が近づいてきて、とうとう、3合目を過ぎたあたりで、

土砂降りの雨が降り出してしまいました。

慌ててレインウェアを引っ張り出し、急いでカメラをレインウェアのポケットに仕舞ったつもりだったのですが、

カメラ内部に雨水が廻ってしまい、コンパクトデジカメが一台、駄目になってしまいました。

防水タイプにしておけばよかった! 後悔先に立たずです。

 

でも、それはさておき、梅雨に入るとこの辺りは山ヒルが出るそうなので、その前に、素晴らしい景色を楽しめて、

大変、良かったです。

 

粟ケ岳、キツくて、もちろん足はガクガクでしたが、 とても魅力的な山です。

 

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